農地付きの物件の需要や売却理由
8月のat-homeTIMEに柔道家の篠原真一さんが安曇野市に移住したという記事がありました。庭が300坪のある物件を購入し、家庭菜園を楽しみ、薪ストーブでカレーやピザを手作りし、奥さんと愛犬2匹と暮らしているそうです。
このコロナ禍で、自然豊かな長野県へ移住を希望される方が増えています。コロナの前ですが、都会から農地付きの物件に移住し、農業を楽しみながら生活されているお客様もいます。また、地元の方でも、農業を楽しみたいので、農地付きの物件を購入したお客様もいます。
長野県には、農地付きの物件が結構あると思います。いわゆる屋敷畑がある物件です。この様な物件の売却は、
・県外に住んでいて、実家に戻る予定がない。
・高齢になり、農地や広い敷地を管理できない。
・農地を維持管理する後継者がいない。
といった理由です。
少し前までは、農業は大変ですので、農業離れが進んでいたような気がします。ですが、最近は、上記のとおり、農業を楽しみたいという価値観の方が、増えてきています。また、行政の農地法の運用も緩和されてきていて、以前より農地を取得することが容易になってきたの事もあると思います。